我が家はこのやり方で、何度も見に行きました。

時刻表には表示されないレア新幹線【East i(イーストアイ)】
鉄道好きにも子鉄にも大人気の検査用車両です。
お子様と一緒に実物を見てみたいという方向けに、East i(イーストアイ)を確実に見る方法をまとめました。
その他、見れなくなってしまうかもしれない注意事項などは、下記をご覧ください。
最後に、実際に見たレポートも書いています。
East i(イーストアイ)とは?
JR東日本の検測車です。
走行区間は幅広く、北海道・東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線の各区間の検測を一手に引き受けています。
プラレールにもなっている、新幹線区間を走るEast i(イーストアイ)の他にも3種類あり、JR東日本の四角いフォルムの「East i-E(イーストアイダッシュ・イー)」「East i-D(イーストアイ ダッシュ・ディー)」があります。
「East i(イーストアイ)」とは、JR東日本の電気・軌道総合試験車(検測車)の愛称です。East iは全部で3種類あ…
East i(イーストアイ)を見る方法
①走行パターンを知る
規則性はあるので準備をすれば、
確実に見ることができます!
East i(イーストアイ)は、3日間かけて計測を行います。
ですので、1日目の目撃情報があれば、2日目は確実に見ることができます。
- 目撃情報(1日目)があった翌日に行く
- 本線検測か、副本線検測かを確認する
- 見たい駅の到着予想時刻をチェック
詳しい走行区間・東京駅以外の到着予想時刻・運転日予測などは
コチラのサイトが非常に参考になりますので、オススメです。
ドクターイエローに比べて知名度・人気は落ちるものの、JR東日本だけでなく北海道新幹線・北陸新幹線でJR北海道・西日本にも…
②目撃情報の掲示板をチェック
ありがたいことに、鉄道好きの有志の方が目撃情報をあげてくださいます。
だいたい水・木・金曜に走ることが多く、土日祝には走行しないようです。
掲示板の見かた

貨物ちゃんねる(新幹線総合車両センターE926運用状況)様 より引用
http://kamo.apreed.com/uj-t_sesi926.html
上記サイトを開くと、このように表示されます。
例えば、上の表を見ると「2/26」に「1日目」とあります。
ですので、狙い目は「2/27」の本線計測2日目ということになります。
また、本線検測か、副本線検測かで発着時刻が異なります。
東京駅の場合の、2日目発着時間予測はコチラ
※時刻は2020年現在 ※3日目は東京駅には来ません
ホーム | 到着時刻 | 出発時刻 | |
本線検測【A】 | 22番線 | 14:00 | 14:16 |
副本線検測【B】 | 21番線 | 13:20 | 13:32 |
要注意!副本線検測【C】
福島駅などを走る副本線検測【C】は運転頻度や目撃情報が乏しいため、
予想時刻表の精度が大きく下がるようです。
また、東京を通過しないルートもあります。
念の為、副本線検測【C】1日目の書き込みがあった次の日に東京駅に行ってみました。


13時前からホームで待機していましたが、イーストアイらしき表記はなく…
福島駅で目撃情報があったので、そもそも東京には来ない日だったようです。
どこで見る?オススメは「東京駅」

East i(イーストアイ)の走行区間は幅広いので、日時さえ合えばどこでも見ることができます。
が、関東圏の子鉄には断然「東京駅」がオススメです!
オススメの理由① 通過ではなく、約15分停車する

東京駅は始発終発駅ですので、折り返し運転の間に数15分ほど停車します。
その間に停車中のEast i(イーストアイ)をじっくり楽しむことができます。
近くで見たり、写真をたくさん撮ったり…。
また、到着予想時刻に少し遅れてしまっても、発車時刻までに間に合う可能性が高くなります。
突然のトイレ宣言・謎のダダこねなど、
アクシデントが起きがちな子鉄には安心です。
オススメの理由② 他の新幹線・特急・在来線も見られる

のぞみ・はやぶさ・こまち・かがやき・つばさなどの新幹線や、
特急・在来線も見ることができます。
常に発着しているので、子鉄を飽きさせません。
また、毎回ではありませんが、ホームをウロウロしていると、
新幹線の清掃会社「TESSEI(てっせい)」さんから
子鉄向けのシールやポストカードがもらえることもあります。

オススメの理由③ プラレールショップがある
東京駅には全国に数店舗しかないプラレールショップがあります。
改札外になりますが、他のキャラクターグッズの専門店も多数あるので、
電車を見たあとに足を運んで見てはいかがでしょうか。
東京駅一番街のPLARAIL SHOPをご紹介しています。おもちゃは元より、子供服やお菓子などいろいろなグッズがいっぱ.…
また、日常使いがしやすいオシャレな鉄道グッズを取り揃えた
「TRAINIART TOKYO(トレニアート)」の店舗もあります。
JR東日本商事が運営する鉄道グッズ「TRAINIART」の公式サイト。「鉄道をもっと楽しむ」をコンセプトに、鉄道の魅力を…
③余裕を持って駅に向かう
時刻はあくまでも「予想」です。
時間ぴったりに来るとも限りません。
出来る限り余裕を持ってホームに到着するようにしましょう!
入場券で2時間までホームに滞在できるので、早めにホームで新幹線や在来線を眺めながら、イーストアイの到着を待つのも良いかもしれません。
モバイルSuicaでは入場券が買えない!?
私は、うっかりiphoneのモバイルSuicaで入場してしまい、
発車時刻に間に合わなくなりそうになったことがあります。
JRを利用して駅に向かう方は要注意!
新幹線ホームの入場するには、改札内の券売機で入場券を購入するのですが、
モバイルSuicaでは、券売機で入場券を購入することができません。
その場合は、新幹線の販売窓口or改札外の券売機で買わなければなりません。
混雑時は長蛇の列に並ぶことになる改札内の販売窓口か、
一度改札を出て、券売機で入場券を購入しなくてはなりません。
ですので、JRを利用して駅へ向かう際には、ご注意ください。
East i(イースト・アイ)を見たよ!当日レポ
さぁ、準備はできたので
実際に東京駅に見にいきましょう!
掲示板の目撃情報を毎日チェック
イーストアイを見よう!と思ってから毎日掲示板を眺めました。
情報の少ない副本線【C】はスルーして…
数日して本線計測【A】の目撃情報があったので、翌日に東京駅に向かうことにしました。
前日にしか予定が立たないのが難点…
「切符」を買って東京駅に向かう

新幹線の券売機。
右下に「入場券」とありますので、ここから買えます。
以前の反省を踏まえて、自宅最寄り駅から東京駅までは「切符」で向かいました。

新幹線ホームへの入場券は、大人1人/140円です。
切符は6才から必要となり、1〜6才の未就学児は切符は不要です。
大人1人につき2名まで無料ですので、複数兄弟がいる方は注意が必要です。
また、料金の区分は同じですが、金額は駅によって異なるのでご注意ください。
<東京駅の場合>
大人(12才の中学生以上) | 140円(正規料金) |
小児(6〜12才の小学生) | 70円(大人の半額) |
幼児(1〜6才の未就学児) ※大人1人につき幼児2名まで | 無料 切符不要 |
幼児(1〜6才の未就学児) ※幼児3名以降 | 70円(大人の半額) |
乳児(0才) | 無料 切符不要 |
22番線ホームに行く

時刻は13:53。この日は木曜日でした。
本線計測でしたので、22番線ホームに行きます。
「回送」表示になっていますね。
ドクターイエローやイーストアイなどの計測車両は「回送」として表示されます。

ちなみに、新幹線改札口は複数ありますが、
エレベーターでホームに上がれる改札口は一つしかありません。
ベビーカーをご利用の方はご注意ください!

さて、少し待つと「回送列車がまいります」との表示が!
きた!


きました!
息子は大興奮です!
ゆっくり記念撮影

TESSEIさんから戴いたポストカードを握り締め、ニッコニコの息子。
停車時間が15分ほどあるので、焦らずゆっくりと記念撮影することができます。
人が殺到する様子もなく、暗黙の了解で記念撮影が終われば、
場所を移動して次の人が撮影…と譲り合いながら記念撮影をしていました。

検測用のカメラも発見。
オススメ撮影スポット
新幹線ホームは長くても、車両は6両編成なので撮影スポットは少なめ。
いちばんのオススメは、もちろん先頭部分です。


このように、新幹線の顔やロゴと一緒に写真が撮れます。
場所は「南のりかえ口」の階段のあたりです。


ちなみに、反対側の先頭部分はというと、

このように、柵が被ってしまうので、一緒に記念撮影は難しそう。
柵から身を乗り出さず、抱っこの状態で見るくらいでしょう。
あっという間に、さようなら

楽しい時間もあっという間にすぎて、発車時間に。
また会おうねー!
East i(イーストアイ)を見たあとは…
入場券は入場後2時間までホームに滞在することができます。
その後もひっきりなしに新幹線が発着するので、しばらく眺めていました。
新幹線をひとしきり愛でたあとは、改札を出てプラレールショップ・トミカショップへ。


カルビーのお店でポテりこを食べて帰宅。
息子も大満足の一日でした。

- 時刻はあくまでも「予想」
- レア新幹線ながら、有志のおかげでほぼ確実に見られる
- 副本線計測【C】は要注意
- JR利用の場合は、モバイルsuicaを使用しないように注意
East i(イーストアイ)が走る様子はYouTubeでも見られますが、
やはり実物の良さには敵いません。
前もって予定を立てづらいのがネックですが、
結構な頻度で走っているので、ぜひ駅にいって実物を見てください!